2026/08/31
第2回オンライン講座を行いました
6月26日(金曜日)の19時から、香坂さんを講師としてお迎えして、第2回オンライン講座を行いました。
香坂さんは、NPO法人IFCAの東京支部ユースの副理事長です。15歳から19歳まで、里親と児童養護施設で過ごされました。その後、大学に進学して、いまは会社員として働きながら、IFCAで当事者活動をされています。大相撲が好きで、推しの力士は、安青錦です。
IFCAとは、インターナショナル・フォスターケア・アライアンスで、そのミッションは、「国境を超えた、多様な考えの交流、協働、つながりづくりを通じて、子ども家庭福祉のシステムを前進させること」です。事業の柱はユース(社会的養護の当事者)、ケアギバー(子どもの日々のケアにあたる人たち)、プロフェッショナル(児童福祉の専門家)になります。
香坂さんはIFCAに出会ったことで、当事者活動を通じて、もっとよい社会的養護とは何かを、社会に発信していくことを始められたと話されました。
また、ご自身の経験を話されることも増えたそうですが、話すこと自体が当事者の気持ちにとっては大変なことでもあり、ストラデジック・シェアリング――「自分が傷つくことなく、聞いた人たちの心を動かす、あなたが生きてきた大切な人生の物語を伝えよう」――を学び、当事者のあいだでも共有しているとのことでした。
また「カリフォルニア州子ども・若者の権利章典」に出会い、IFCAの中で子どもの権利プロジェクトを作り、中心になって進めてこられました(プロジェクトで発刊した本は、IFCAのホームページから購入できます)。
参加者は40名を超え、お話のあとの質疑応答でも数多くの質問が寄せられました。その質疑応答のなかで、香坂さんは、当事者である社会的養護の子どもが、自分はどこで暮らしたいかと、意見が表明できるような制度になってほしいと話されていました。
終了後の多数のアンケートからは、それぞれの参加者が、それぞれの立場で考えを深めることができた、とても貴重な時間だったことが伝わってきました。
(坂本純子)