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お知らせ

2024/10/15

NEWS

家庭養育支援機構 設立フォーラムを開催します

 このたび、家庭養育支援機構は、NPO法人になりました。

 つきましては、この機会に、機構の活動内容のご紹介とともに、今後みなさまといっしょに、どのようなことができるのかを、お話しできればと思い、ご招待状をお送りいたしました。

 家庭養育を担う里親(養育者)のもとで暮らすこども(里子)たちが幸せな育ちができるように、そのような(里親)家庭が増えるようにという願いから、みなさまは日々様々なサポートをされていることと思います。ただ、こどもとの日々のなかで直面する課題も多く、ときにはいっしょに暮らすことが困難になる場合もあります。

 こどもの幸せを最も大事にしながら、里親(養育者)とともに暮らす時間を大切にする――、こどもと大人をつなぐことに尽力をされているみなさまへの支援を、家庭養育支援機構は担っていきたいと思います。

 この新しい活動の始まりの場に、ぜひ、ご参加いただき、未来に向けていっしょに考えていければと願っております。お忙しいとは存じますが、お運びいただけますよう、よろしくお願い申しあげます。


< 設立記念フォーラム&ワークショップ >
日時:2024年11月12日(火)13:00-16:00 (開場12:45)

会場:公益財団法人 日本財団 2階会議室

   ※地図がございます

会費:無料

参加申込:10月31日(木)までに、下記Google formsまたは画像の二次元コードよりご出席をお知らせください。


< 交流懇親会のご案内 >

設立イベント終了後に、交流懇親会を行います。

※軽食とお飲み物をご用意いたします。

日時:2024年11月12日(火)16:30-18:30

会場:公益財団法人 日本財団 8階フロア

会費:3,000円/人

参加申込:10月31日(木)までに、下記Google formsまたは画像の二次元コードより事前申込・お振込をお願いいたします。

< お申し込み >
ご参加いただける方は、10月31日(木)までに、下記Google formsまたは右の二次元コードよりご出席をお知らせください。

※交流懇親会にご参加の方は参加費のお振込をお願いいたします。

Google forms:https://forms.gle/pRCc35qSHYDj922R7

ー 助成・協力:日本財団 ー


< 会場へのアクセス >


< 地下鉄 >


東京メトロ 銀座線「虎ノ門駅」 3番出口より溜池山王方面に直進。徒歩5分。

東京メトロ 日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」 A2番出口より溜池山王方面に直進。住友不動産虎ノ門タワー

東京メトロ 南北線・銀座線「溜池山王駅」 9番出口より首都高速のガード下の信号を渡り直進。徒歩5分。

東京メトロ 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」 3番出口より首相官邸前を左方向に直進。徒歩5分。

特許庁側の歩道に階段あり。


< JR >

東京駅から東京メトロ 丸の内線に乗換え→「国会議事堂前駅」(駅間所要時間 7分)


< 羽田空港から >

京浜急行:都営地下鉄 浅草線に直通→「新橋駅」→東京メトロ銀座線に乗換え→「虎ノ門駅」(駅間所要時間 40〜50分)

東京モノレール:浜松町でJRに乗換え→「新橋駅」→東京メトロ銀座線に乗換え→「虎ノ門駅」(駅間所要時間 40〜50分)




共に創る、新しい里親養育支援
NPO法人家庭養育支援機構
設立記念フォーラム&ワークショップ


開会の挨拶:家庭養育支援機構をなぜ設立したのか――そのミッションとビジョン

      上鹿渡 和宏(家庭養育支援機構理事長、早稲田大学教授、早稲田大学社会的養育研究所所長)

      世界の里親制度と家庭養育支援機構への期待

      高橋 恵里子(日本財団公益事業部子ども事業本部長)


第1部:(1) 家庭養育支援機構の提供プログラム――具体的なプログラムの内容

     上村 宏樹(家庭養育支援機構、一般社団法人無憂樹代表)


   (2) リレートーク「家庭養育支援機構で実現したいこと、期待すること」

   1. 里親、ファミリーホームの立場から、今後の里親支援がよりよくなるために家庭養育支援機構に期待すること

     北川 聡子(家庭養育支援機構副理事長、社会福祉法人麦の子会理事長)


   2. 児童養護施設や児童家庭支援センターから望む里親養育支援の近未来

     橋本 達昌(家庭養育支援機構副理事長、社会的養育総合支援センター一陽統括所長)


   3. 里親家庭で暮らして――里子の視点からみる里親養育支援

     荒川 美沙貴(社会的養護経験者向け情報ウェブサイトIris編集長、里親家庭経験者)


   (3) 特別報告

   1. 里親支援センター、フォスタリング機関を立ち上げる――児童相談所、自治体との取り組みと実践

     長田 淳子(社会福祉法人二葉保育園 二葉乳児院 副施設長・フォスタリングチーム統括責任者)

    2. 里親目線でのリクルート・登録後支援の実現のために――デザイン思考を活用した里親養育推進

     反田 篤志・越智 円香(マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン)


ー 休憩 ー


第2部:ワークショップ

    いま、現場で課題になっていること、家庭養育支援機構に望むこと、いっしょに進めていきたいこと

    ファシリテーター:上村 宏樹(各地の現場の方々と語りあいます)


閉会のご挨拶:感謝と今後に向けて

       上鹿渡 和宏


事務局よりご案内:加本 有希(家庭養育支援機構、立教大学教育研究コーディネーター)




登壇者ご紹介

上鹿渡 和宏

総合病院、精神科病院、児童相談所、大学(医学部・社会福祉学部)等での勤務を経て早稲田大学人間科学学術院教授、同社会的養育研究所所長。児童精神科医、博士(福祉社会学)。施設の多機能化や英国里親研修の日本導入、フォスタリング機関や都道府県社会的養育推進計画の実践展開等に携わる。2023年度より国のこども家庭審議会、社会的養育・家庭支援部会、虐待防止対策部会の委員を務める。


高橋 恵里子

上智大学卒、ニューヨーク州立大学修士課程修了。 1997年に日本財団に入社し、2013年に日本財団「ハッピーゆりかごプロジェクト」(現:子どもたちに家庭をプロジェクト)を立ち上げ、特別養子縁組、里親制度、妊産婦支援等の子ども家庭福祉の拡充に取り組む。児童福祉法改正やこども基本法の制定などの政策提言等にもかかわる。


上村 宏樹

児童養護施設での現場経験の後、こども教育宝仙大学の専任講師(社会的養護・現場実習等を担当)。2017年より非営利の一般社団法人無憂樹代表理事。無憂樹は社会的養護の現場、フォスタリング機関、施設等を支援、フォスタリングチェンジ・プログラム・ジャパンの事務局を担う。2020年早稲田大学社会的養育研究所客員研究員。2024年家庭養育支援機構事務局。


北川 聡子

社会福祉法人麦の子会理事長。日本ファミリーホーム協議会会長。公認心理師。大学卒業と同時にむぎのこ設立。通園児が遠くの施設に入所したことを機に里親登録を行い、4人の障害のある里子を育てる。その後、法人立のファミリーホームを開設。現在、児童発達支援センターを中心に1km圏内に「子育ての村」を作り上げた。


橋本 達昌

1966 年福井県生まれ。中央大学法学部卒業後、地元の市役所に入職するも社会運動好きが高じて脱藩。今も本業(社会的養育総合支援センター一陽 統括所長)の他、全国児童家庭支援センター協議会会長や社会的養育地域支援ネットワーク代表理事、こども家庭庁こども家庭審議会臨時委員、仁愛大学や福井県立大学の非常勤講師等を掛け持ちし、落ち着きのない人生を謳歌している。


荒川 美沙貴

里親家庭を巣立ったあと、乳児院、児童養護施設、退所後支援の事業所でケアワーカー、心理療法担当職員として働く。2019年〜『社会的養護経験者向け情報ウェブサイトIris』編集長、2024年より早稲田大学社会的養育研究所の研究助手として勤務。また「社会的養護経験を有する社会的養護職員研究会」を共同代表として立ち上げる。臨床心理士・公認心理師。


長田 淳子

児童相談所虐待対応相談員を経て、社会福祉法人二葉保育園二葉乳児院入職。里親担当SW、心理療法担当の後、2008年度より東京都里親支援機関事業を担当。2020年よりフォスタリングチーム統括責任者・副施設長。2013年から2020年まで青山学院女子短期大学非常勤講師「里親養育論」担当。臨床心理士・精神保健福祉士・公認心理師・保育士。養育里親。


反田 篤志
マッキンゼー東京オフィスのパートナーであり、ヘルスケアおよび公共部門におけるリーダーの一人。成長戦略、商品戦略、営業・マーケティング、 デジタル・アナリティクス戦略など多様かつ数多くの民間・公的部門のコンサルティングを提供。前職は医師として臨床に従事し、臨床医学(内科学、予防医学)、公衆衛生、疫学、生物統計、臨床研究等の医療領域の専門知識を有する。


越智 円香
日本におけるマッキンゼー・デザイン共同リード。人間中心設計を通じた、デジタルおよび物理的製品のデザインを専門とし、民間セクターと公共セクターの双方において、幅広くコンサルティングを提供。前職では、大手テック企業やデザインスタジオでのUXデザイン(体験設計)や、スタートアップや大手多国籍企業等に対するデザインコンサルティングの経験を有する。